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2009年1月13日 (火)

01/13 オーディオルーム始動によせて

年末以来ごたごたしていましたが、ようやく、オーディオ機器に火を入れることができました。

これからの「どむや」の活動拠点たる亭主の部屋は、ホームベースの形をした7畳ほどの洋間。土曜日は、この一角にオーディオ機器を据えて、機器の試運転をおこないました。
初めて聴く我が家のオーディオは・・・物が多いからか、それとも部屋に平行面が少ないせいか、変に響いている箇所はありませんでした。隣室との間には吸音材を入れてありますので、隣や下の階への音漏れも、気にするほどではなく一安心。通常仕様のドアからは盛大に音が漏れますが・・・まあこれは今後の工夫でなんとかしたいですね。

部屋にはオーディオ機器のほか、本棚やら、PCやら、CDラックやらがどっちゃりと入っていて、これからこれらの物をどうしていくかもまた課題の一つです。出来れば、部屋の中はオーディオとラック、CDソフトくらいに押さえたいところです。

杉ちゃんさんが、1000ZXL子さんの画像掲示板で仰っていた、シンプルイズベスト。亭主の好きな言葉でもあります。

20090111domroom.jpg

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引越しに際しては、本当にたくさんのものを処分しました。

特に一番処分したのは、蔵書類でしょう。
学生時代から愛読していた戯曲やSF、少し前まで入れ込んでいた新本格のミステリ、幻想文学やオカルト関係の資料など、ほとんどのものをブックオフに売り払い、約半分までに減らしました。亭主の好きな京極夏彦や神林長平、士郎正宗も手放しました。古書店でも滅多に手に入らないものや、オークションではプレミアム付きで売られている稀覯本の類も少なからず含まれていて、しかも「コミックとベストセラー本以外は二束三文以下で(しぶしぶ)買い取る」ブックオフに売ったとなれば、売った後の心境は、決して良いものではありませんでした。

蔵書を処分した当時は、

これから先、読み直す事もないだろうから

とか

死んだときにあの世に持っていくことはできないから

などと無理やり納得していたのですが、今、あらためて「家」で本の存在を考えてみると、早計だったと後悔するところも大きかったりします。

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確かに本は、まず最初に「買った人が読む」ものでしょう。
ですが、その本が最終的に帰属する場所は、買った人や読んだ人などの「人」ではなく、実は「家」なのではないか、と思い始めたのです。

例えば、海外の古い邸宅(例えば英国貴族の館)に見られる、壁いっぱいに、天井まで並べられた図書室の本は、買った人に属しているのではありません。その家が存在する限り、あるいはその家が改築・改装されてもなお、「家」に帰属し、そこに暮らし続ける人々に知識を提供し続けるのです。読む・読まないは人々の自由。ですが知識はいつもそこにあって、誰かが手を取り、読まれることを待っている―――それこそが、本の正しいありかたであり、その家の「代々続く家風」の根底にあるものなのではないでしょうか。

もちろん、高温多湿・大量消費・高コスト社会の日本において、日本家屋で図書室などという仰々しい設備を維持していくことは、大変なことです。ウサギ小屋などと揶揄される日本の家で、膨大な蔵書を継続して管理してくれる、そんな奇矯な息子や娘が都合よくいてくれる保証もありません。あるいは自分の蔵書が文化的に、歴史的に保存するに足る、貴重なものだと言うつもりもありません。

しかし―――。

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タウンページをお持ちの方は、自分の街にどれだけ個人営業の「古書店」があるかを調べてみてください。

昔はあれだけあった個人営業の古書店がことごとく姿を消し、代わりに「コミックとベストセラー本以外は二束三文以下で(しぶしぶ)買い取る」ブックオフや富士書店、その他チェーン店ばかりが生き残っているとしたら―――

やはり本は売るのではなく、自らの「家」に帰属させて、後世に伝えていくのがよいのではないか。

家を手に入れて、いまさらながら本の処分を後悔している亭主でありました。

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コメント

かたぎりさん、こんばんは(^ー^)/

蔵書にはその人の思想が表れるって言いますね〜。ぼくは蔵書とは自分自身だと思っています。

ですが戸建ての家にも収納の限界があるので、精選はしかたがありませんよ(^^;

ぼくは引っ越しの時に蔵書を精選したことで、自分にとって不可欠なコト・モノが見えてきたように思えます。

すぐに本は増殖しますから、一度精選するのもいい機会だったと思いますよ(^^)

人間、持てるものには限りがあるのだから、(もちろん、お家だって、、)

やさしい奥様、温かいご家庭を手に入れたのだから、

奥様のために生活スペースや一緒に過ごす時間を作ってあげることで、

その温かいご家庭を、さらに楽しくできるのじゃないでしょうか

(と、偉そうなことを言える立場ではありませんが。。。)

そのうち、ご家族が増えたりすると、また、家のスペースも、亭主の時間(家族と過ごす時間と愛情)も、もっと必要になるはずですよ!

コメントありがとうございます

>きんたこさん
>ぼくは引っ越しの時に蔵書を精選したことで、自分にとって不可欠なコト・モノが見えてきたように思えます。

これは全く同感です。
私も引越しのたびに蔵書を整理していまして、そのたびに自分の「本質」みたいなものが見えているような気がしています。
ただ、今回はもう、自分の気持ちとは無関係にばっさばっさと切りましたので、正直かなり凹んでおります。
日本家屋はどうしてこんなにも収納スペースがないのかと、そんなことまで思っている次第です。

ともあれ、前向きにいきたいですね。

>ファンさん

そうですね。物よりもまず大切なものがありますよね・・・。
家族が増えるかどうかはまだ未定ですが、もし家族が増えたアカツキには、真っ先に、当方の部屋が接収される予定であります(^^;)

微妙な気分であります

本は家に所属

名言です。

>ぃょぅRさん

心の叫びですヨヽ(´ω`)ノ

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