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2008年8月19日 (火)

08/19 【聴】Rogers Studio 1 セカンド・インプレッション

少し前に買ってきたRogers Studio 1、これまでずっとPC用のスピーカとして(おい)Scythe SDA-1000と組み合わせて鳴らしてきたのですが、意を決してメインシステムに組み込んでみました。

ちなみに構成は

Accuphase DP-55V
Orpheus Two 2002
Orpheus Three S mkII
Rogers Studio 1

Three S mkIIのパワーループ回路がその効果を発揮する用件は、スピーカの能率は85dB以上。Studio 1の能率は86.5dBでなんとかクリア。
トールボーイだったKappa6.2iの場所にポン置きした場合高さが若干足りないため、御影石の上に黒檀のインシュレータ(2cm角、3点支持、もちろん前方を1点)を使用。
アンプに火を入れ、パワーループが安定するまで、音楽をかけつつまったり待つこと30分。

出ました。

参りました。

1981年発売のスピーカとは思えぬほどの量感と、分離の良さを兼ね備えた音。高域はサラサラと緻密でしなやか、低域の押し出しも良好。「ドンッ」と出て、余韻をもって消え入ります。中域の旨味・甘みは多少控えめ。とはいえピアノの立ち上がりの良さ、響きの美しさはなかなかです。聴き手の正面から上方に向けて、かなり正確な音像を結ぶ定位の良さはてんどんさんのSpendor SP1/2Eに通じるものがあります。一方、出音の傾向としては、以前亭主が購入しそうになったJBL L-300にも近いでしょうか。もちろん、あちらのほうがエンクロが大きいだけ低域が出ますから、あくまでも「傾向」としての評価になりますが―――。

モニタースピーカの要素をもちつつ聴き疲れしないのは、どっしりと腰の据わった低域に対し、中高域がやや控えめなためでしょう。押し出しが強く、しっかりした出音なのに、耳にはとてもソフトに聞こえるのが不思議です。亭主がこれまで使っている音場型スピーカのKappa6.2iの出音もソフトですが、こちらは空間を音で満たすタイプの再生音。対するStudio 1はまさに正統派オーディオの音といえましょう。


残念ながら、亭主はメインシステム・・・と呼べる機器を1系統しか持っていません。2系統のシステムを同時使用できるほど部屋が広くなく、さらにもう1系統(アンプ+CDP)を増設できるだけの財力もありません。

音楽に浸れるKappa 6.2i、オーディオ的な出音が楽しいStudio 1、どちらも魅力的でメインシステムに組み込む価値がある。
さて、それではどうすればよいのか。

―――いまのところはスピーカをとっかえひっかえして楽しむのが良いようです。

20080819rogers.jpg

写真はいつものお部屋に置いたStudio 1。代わり映えしない写真でスイマセン。この他の方向があまりにも片付いていないもので(^^;)


聴いた音楽

Waltz for Debby / Bill Evans Trio
You and The Night and The Music / Mal Waldron
A Next Set A Rockers / 2000Black(Dego & Kaidi)

 "Waltz for Debby(Waltz for Debby)"の空間表現、演奏者と聴衆、そしてホールトーンの響きの良さは「これぞオーディオ」といった感じ。"Bag's Groove(You and〜)"はInfinityでは感じられなかったノリの良さが感じられました。実際、Infinityではかなり上品に、おとなしく聴こえていましたが、Studio 1で聴くとその評価は覆ります。非常に元気でノリがいいです。左右の分離が良すぎるせいか、右側ばかりに楽器が集まっているような印象を受けましたが、"Febulous(A Net Set〜)"を聴く限りでは気になりませんでした。左右のスピーカ間隔が開きすぎているからかもしれません。

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コメント

音良さそうですね。
下に敷いている板も高級感あります。

これが純正スタンドなのかな?

http://www.hifido.co.jp/KW/G0201/J/0-10/C06-26169-64776-00/

私もNS-1000用にこういうキャスター付きのスタンドが欲しいっす。

>>オタ麻呂さん
ありがとうございます。

スピーカの下に敷いてある板は御影石です。
ペアでも2万程度のものですので、興味がおありでしたらオタ麻呂さんも導入を考えてみてはどうでしょうか。

>>しょうさん
Spendorなどもそういうスタンドを使っているようです。
純正かどうかはよくわかりませんが、そのサイズのスピーカ向けにデザインされていることは間違いないようですね。

キャスターつきですと、腰をいためなくていいですね(^^;)

Rogers Studio1の原型は由緒正しきBBC局内専用モニターのLS3/6 でした。

これを外販したのがRogers Export Monitorで、改良されてMonitor Twoとなり、
それを若干手直しして一般販売したのがStudio1です。なのでルーツは由緒
正しきBBCモニターなんです。

その後、高出力対応と生産性とコストダウンの為か3Wayから2wayに変更さ
れてStudio1aとなり(Studio1より評価は低いようです)、最終的に改良されて
Studio7となりました。永い系譜を持つ逸品です。

私はRogers PM510(LS5/8)とStudio5を使っていますが、Monitor2/Studio1
も欲しいスピーカーです。本当に格安で入手できて良かったですね。各ユニ
ットの交換部品が新品ではもう無いので、大切に使われて下さいませ。

(参考)BBCモニターLS3/6は、本家英国で比較的最近復刻されました。
https://www.ippinkan.com/stirling_broadcast_36.htm
http://www.yokohamasoundtrade.com/products/stirlingbroadcast/56-ls3-6-bbc-monitor-loudspeaker

寂夜さん
こんにちは。コメントありがとうございます。

現在もこのスピーカを愛用しています。震災も乗り越え、いまでも元気に稼働しています。ユニットのヤレも全くなく、いつも新鮮な音を聞かせてくれています。
BBCモニターをルーツに持つ由緒正しいスピーカ、とのことで大変誇らしく感じます。Rogersは当方オーディオに興味を持ってよりの憧れのスピーカで、愛着がますます高まりました。

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