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2008年6月15日 (日)

06/15 音楽のルーツは?

「かたぎりさんの音楽のルーツは、なんですか?」

理容クロサワの主人、くろさわさんに突然そう訊かれました。
亭主自身、「いらっしゃいませ」のページに自分のプロフィールを掲載する際に、音楽のルーツについて書くか、どうしようかと考えているまさにその最中で、自分自身の心の中をずばり読まれた感じでした。

アーティストのインタビュー記事などを読むと、その人のルーツ・ミュージックにいかにもといった感じの(しかしとってもマイナーな)アーティストの名前が挙げられていて、以前ならば「ははーん、アーティストはやっぱ違うね!」と感心したものです。ところが、最近はそういう記事を読んでもいま一つしっくりこないのですね。

好きなアーティストや好きな作品は人それぞれ。その人が最も好きな音楽、影響を受けた音楽を「ルーツ・ミュージック」に挙げることに反対するものではありません。ですが、これを自分に照らし合わせた場合、一番聞いたアーティスト=一番好きなアーティスト="YMO"を自分のルーツと言い切るのは、ちょっと無理があるような気がするのです。

たとえば小さい頃よくテレビで見ていたピンク・レディーや沢田研二。当時の小学生ならば歌えて当然、サビの部分の振り付けならば、知っているのが普通でした。
父親が好んで聞いていた演歌やポピュラー音楽。たとえば北島三郎や春日八郎、ヴィレッジ・ストンパーズやグレン・ミラー、ポール・モーリアの楽曲などは、好む好まざるに関わらず口ずさむことができました。
あるいはYMO以前から好んで聞いていた深夜ラジオでかかっていた曲。ノイズの向こう、クリスタルイヤフォンを通して聞いていた名前すら知らない曲に、えもいわれぬノスタルジーを感じることが今でもあります。

もしかしたら、これら有形無形の音楽にこそ自分のルーツがあるのではないか―――最近そう考えていて、この日の問いにも(言葉足らずを覚悟の上で)そう答えたのでした。

繰り返し聴くうち意識の底に堆積し、心の一部となったそこに何を見出すのか。
ルーツ・ミュージックを求める旅は、その人の人生そのものを振り返る旅。そんな気がしてなりません。

残念ながらくろさわさんとのお話は、他のお客さんの来店で中断してしまいました。
またいずれ、なにかの機会にゆっくりお話できたらよいなと思っています。

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