2020年1月 1日 (水)

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2016年12月 5日 (月)

12/05 【聴】 'Bird' Symbols / Charlie Parker, Oldies|Collectable(COL-5788)

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 カンザス州はカンザス・シティ生まれのサックス奏者、Charlie Parkerの1946-47年録音のアルバム。当時のLPからするとかなり盛りだくさん、3分未満の曲がA面に6曲、B面に6曲詰め込まれた、非常に密度の濃い作品。Miles Davis(Trumpet)、Lucky Thompson(Tenor Sax)、Arv Garrison(Guitar)、Dodo Masmarosa(Piano)、Vic McMillan(Bass), Roy Porter(Drums)の7人編成で作られたM1-4、Erroll Garner(piano)、Red Callender(Bass)、Harold West(Drums)のカルテットのM5-6、Miles Davis、Duke Jordan(Piano)、Tommy Potter(Bass)、Max Roach(Drums)のクインテットで作られたM7-12と、様々な場所・編成で収録されている。


 ビバップの開祖として、多くのファンに愛されるCharlie Parker。本作もまた多くのファンを魅了する好アルバムと言ってよい。1947年録音ということで全体的にモノラル録音、ドラムもベースももったりほんわかしていて、ローファイな音質が当時の雰囲気をよく表現している。12曲中7曲はParker自身の曲、そのほか「チュニジアの夜」があったり、Gershwinの"Embraceable You"があったりと素直に楽しめる内容。切れのないドラムも、ぼーんぼーんと響くベースも味わいである。逆にこの音源をリマスタリングなどで洗ったりしたならば、作品としての魅力は半減してしCまうのではないかと思っている。(2016.11.28)

2016年12月 4日 (日)

12/04 【聴】 Plankton / Ryuichi Sakamoto, Universal|Milan Music(399 846-2)

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 クリスチャン・サルデ(映像)、高谷史郎(インスタレーション)、坂本龍一(サウンド)によるコラボ作品"Plankton-漂流する生命の起源"より、作品で使用された音源を特別盤としてリリースしたものが本作。今回は海外盤を購入したが、国内では9/1に輸入盤をCommmonsmartにて数量200枚で限定発売している。なお、コラボ作品は本年5月「京都国際写真2016 Kyotographie」にて特別展示されたとのことである。全1曲。54分。


 海中に棲む様々な生命の営みを、音楽によって表現したという本作。題名通りプランクトンがおりなす微小な(しかし全地球的な)生態系を、透明感のあるアンビエントへと仕上げている。どこから聴いても良く、またどこで聴き終えても良い構成は、まるでサルデの映像作品を見るが如く。はるか古代よりたゆまず、ゆっくりと続く生命たちの営みに思いをはせると、なぜこんな生命たちから人間が、また他の様々な生命が派生したのだろうと純粋に不思議に思えてくる。世の研究者たちは突然変異です、進化の爆発ですとしたり顔で言うが、誰かが具体的にその過程を見たはずもない。悠久の時の流れのなかで生命の突然変化など、この音楽の中に含まれるパルシブな雑音に過ぎない。(2016.11.15)

12/03 日々雑感

Volkswagenのディーラーに行き、スタッドレスタイヤを購入した。


半月ほど前にディーラーから届いたチラシを参考に、アルミホイールはAGA Nebel、タイヤはMichelinを注文していたのだ。1年のなかで12月~3月くらいまで期間限定で使用するタイヤなので、デザインは特にこだわっていない。あえてこだわりを挙げるならば、洗車の際に洗いやすい「形」を選んでいる。


年末に、オートバックスやイエローハットにタイヤ交換の行列が出来ることを予想して、今回は早めにタイヤを履き替えた。年末に長野の実家に帰省する予定なのだ。

2016年12月 2日 (金)

12/02 【聴】 Chet's Choise / Chet Baker Trio, Criss Cross(Criss 1016CD)

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 トランペット奏者Chet Bakerの1985年アルバム。Philip Catherine(Guitar)、Jean Louis Rassinfosse(Bass)とのカルテット、一部楽曲にはHein Van De Geijn(Bass)も参加している。ヨーロッパらしいスタイリッシュな演奏は、後年Chet Bakerのアルバムのなかでは珠玉の作品とされている。「いーぐる」100枚のうちの1枚。


 オリジナルであるLP盤は7曲だが、CD盤は3曲を加えた全10曲。"My Foolish Heart"、"Love for Sale"、"Stella by Starlight(CD盤のみ)"など有名曲がならぶ。 いずれもトランペット曲ではあるが、"My Foolish Heart"ではChet自身によるヴォーカルも収録されていて、枯れた、しかし味わいのある彼の声が聴ける。


 ただ、本アルバムの聴きどころはヴォーカルよりもむしろ、Miles Davisの"Conception"の演奏だろう。トランペットを駆使したハイスピードな演奏、Philip Catherineのファンキーなギターも楽しい。先に紹介した"Live at Bubba's / Art Blakey"もだが、ジャズの「小難しい」という先入観を一気に払しょくする好演奏に、誰もがきっと素直に楽しめることだろう。(2016.11.28)

2016年12月 1日 (木)

12/01 【聴】 My Ideal - Live at Bubba's / Art Blakey, Fun Records(205399-203)

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 ペンシルバニア州はピッツバーグ生まれのジャズ・ドラマー、Art Blakeyが、55年に結成したバンド"The Jazz Messengers"とともに作り上げたライブ・アルバム。1980年リリース。オリジナルは全5曲だが、今回はボーナストラック2曲を含む全7曲入りアルバムを購入した。海外から取り寄せたのだが、どうやらコレクターズ盤としてセット販売されているうちの1枚らしい。


 ドラムのArt Blakey、ピアノのJimmy Williams、ベースのCharles Fambrough、サックスのBilly Pierce、トランペットのWynton Marsalis、そしてアルト・サックスのBobby Watsonというセクステット編成。世間ではWynton Marsalisの出世作として認知されているようだ。軽妙な司会とそれにこたえたBlakeyの挨拶、そして超有名曲"Moanin'"の演奏。ライブ盤ということで会場の笑い声などがしっかりと録音されていて、会場の親しみやすく、楽しい雰囲気がありありと伝わってくる。いろいろと小難しいアルバムを聴いてきたが本作のような素直に楽しめるアルバムを聴いていると、亭主が本当に聴きたかったものが見えてくるような気がする。


 ボーナストラックはMarsalisの"Gipsy"、それにBlakeyの"Blakey's Theme"。ボーナストラックにふさわしいハードな曲調に、会場は大いに盛り上がる。(2016.11.21)

2016年11月28日 (月)

11/28 【聴】 Bolivia & Under Fire / Gato Barbieri, Sony Music(8-28765-56152-5)

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 アルゼンチン出身のサックス奏者、Gato Barbieriが、1972年にリリースした民族音楽風前衛音楽のアルバム。四谷「いーぐる」の定番アルバムとして紹介されている"Under Fire"と、もう一枚"Bolivia"がカップリングされている。"Under Fire"が全5曲、"Bolivia"が全5曲、合計10曲入りのお得盤。


 Gato Barbieriといえば、亭主などはSteve Jansen、竹村延和とのアルバム"Changing Hands"をまず真っ先に思い出す。オーガニックで端正なエレクトロニカ、サックス奏者としての存在感はいまひとつだったが、ポップスともハウスとも異なる静謐かつモータリックなビートは1990年代を代表する傑作盤と評価している。一方、こちらの"Bolivia"、"Under Fire"は、彼の出自である南アメリカの音楽要素をふんだんに使用。自由奔放なサックスの調べと、南アメリカの風土が培った素朴なサウンドとが、聞き手を異世界へといざなってくれる。特に"Bolivia"にはアンデス民謡「コンドルは飛んでいく」のモチーフが何度も現れる。聴き進めるうち自分はいったいいま何を聴いているのだろうとわからなくなる。


 対する"Under Fire"はボサノヴァやサンバなど、ブラジル周辺のサウンドをフィーチャーする。1972年当時、南アメリカといえば地球の裏側、行きたくても滅多に行けない、いやそこに人が居ることすら想像に難しい、異郷の地であった(リオ五輪があった現在でも南アメリカまで足を延ばそうという日本人はなかなかいないだろう)。当時の日本人がこの音楽をどんな気持ちで聴いたのかはわからないが、民族音楽と前衛音楽という異なる性格の音楽を同時に聞いてしまったときの困惑は想像に難くない。(2016.11.15)

2016年11月24日 (木)

11/24 【聴】 Saturday Morning / Sonny Criss, Xanadu(980906)

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 ロサンゼルスのジャズシーンでビ・バップけん引役として活躍したサックス奏者Sonny Crissの1975年作品。1977年に逝去したというから、逝去2年前の作品となる。全7曲。


 アメリカ東海岸にマッチした、明るいサウンドを得意としたSonny Criss。ヨーロッパそしてアメリカと活動の舞台を移すうちサウンドに深みが増し、本作"Saturday Morning"で完成へと至る。若干の外連味を残しつつも王道的なジャズの渋さを備えた本作は、四谷「いーぐる」の定番アルバム、マスターである後藤氏おススメの一枚なのだそうだ。亭主などは、M2 "Tin Tin Deo"のような濃いベースラインの曲と、M4 "Saturday Morning"の渋い曲との対比が非常に面白く、ドライブ中このアルバムを何度も聞き続けていた。これが一人のアーティストの作品なのかと思えるほどにヴァリエーションに富み、しかも決して奇をてらっていない。アメリカとヨーロッパを遍歴したCrissが至った境地といえるだろう。アーティストはAlto SaxのSonnyのほか、PianoにBarry Harris、BassにLeroy Vinnegar、そしてDrumsにLenny McBrowneが参加する。サックスだけでなくピアノもしっかり主役級に活躍しているし、ベースのうねりも素晴らしい。ドラムは他のプレイを陰でしっかりと支える縁の下の力持ち。4人の方向性がぴたりと合いアルバムの完成度を高めている(2016.11.13)

2016年11月23日 (水)

11/23 【聴】 These Systems are Failing / Moby and the Void Pacific Choir, Little Idiot|Beat(BRC-533)

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 UKテクノシーン最初期から活動。ハウス、デジロック、テクノ、アンビエントなど多彩なジャンルで才能を発揮し、アルバム"Play"では全世界1000万枚リリースという快挙を成し遂げたMobyの最新作。名義がThe Void Pacific Choirとの共作となっているが、基本的にすべて彼一人で制作されている。全12曲。


 タイトルから察せられる通り、現実世界に対する切迫感・危機感から作られたアルバム。世界各地で起きる様々な問題は、現実世界(というか社会システム)が破綻寸前にあることを意味しているというのがMobyの解釈であるらしい。彼の作品としては珍しく、本作はヴォーカル・トラックが多数収録されている。ヴォーカルはMobyによる多重録音、群衆がシュプレヒコールを上げているかのようなラウドで、怒りに満ちた歌声、絶望的な歌詞が、現実世界への苛立ちを表している。これまで「癒し」や「救済」をテーマとしてきた彼がついにブチ切れた、という感じだろうか。Joy Divisionに代表される初期エレポップとも通じる衝動的なエネルギーに、懐かしいと感じる人もいるかもしれない。(2016.11.13)

11/22 日々雑感

11月22日朝5時59分頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震があった。


各地の震度は、福島県いわき市、茨城県高萩市などが震度5弱、亭主の家がある日立市も震度4を観測したそうである。


亭主はと言えば、この日は東京出張があり、5時46分常陸多賀発のひたち号に乗っていた。勝田駅直前でで緊急地震速報が鳴動し、電車は勝田で停止した。走行中に揺れなどは感じなかったが、停車中の電車が(隣の線路に止まっていた回送列車とともに)大きく揺れていることに気が付いて、ああこれは本当に地震だったのだ、と実感した次第。


勝田以降は時速35kmというゆっくりしたスピードで神立駅まで進行し、常陸多賀から4時間かかって上野駅に到着した。


自宅では積んであったCDや本がいくらか雪崩を起こしていたものの、被害・損害は一切なし。まはろくん、あろはくんは地震発生時におびえていたものの、朝食後いびきをかいて寝ていたというから、おそらく大丈夫だろう。


それにしても今年は、各地で地震が発生している。先日の鳥取の大地震はもちろん、熊本での地震も今年の出来事だ。東日本大震災で東北~北関東はしばらく大丈夫かと思っていたが、安心するのはまだ早いのかもしれない。

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